ロンドン ミュージカル/舞台

イギリス発の新生オリジナルミュージカル「ワンダー・ドット・ランド」

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Contents

Wonder.land @ National Theatre

イギリスを代表するバンド「ブラー」のフロントマン デーモン・アルバーンが音楽を担当したオリジナル・ミュージカルという事で話題の舞台。

「ワンダー・ドット・ランド」の世界が楽しめるコスチュームやVRの体験など無料展示もナショナルシアターにて同時開催中なので、そちらもお忘れなくご覧下さい!

会場

ナショナルシアターは、テムズ川沿いにありますのでマチネ(お昼のショー)を見て、その後にテムズ川を散策し、ディナーはテムズ川沿いのレストランに行くのも素敵な観光コースになります。

現在ナショナルシアターでは、「お気に召すまま」と「ワンダー・ドット・ランド」を同時上演中です。

あらすじ

両親が離婚して、学校でもいじめられ居場所のない主人公ティーネージャーのアリス(Aly)がスマホのゲームの世界で自分とは似ても似つかないアリスと言うアバターを作り、アバター同士で心を開いて秘密を打ち解けていくうちに、その世界に現実逃避していく、といういかにも今時な設定。

あくまでも、アリスの物語をモチーフにしているのであって「不思議の国のアリス」ではないので注意が必要です。

私の評価

満足度★★★★
英語の難易度★★

プロジェクションスクリーンとCGが駆使されている壮大な舞台。ユニークなキャラクターたちのコスチュームのインパクトと美しさは必見です。

ブラーのデーモン・アルバーンさんによる音楽は、いかにもミュージカルという様な曲が殆どないオリジナルリティ溢れるミュージカルですので「ミュージカルは苦手」という方にも、楽しめると思います。
ちなみに、デーモン・アルバーンさんは、2016年に大英帝国勲章を受賞しています。

私が観に行った日の観客は、家族連れが多かったのですがなかなか汚い言葉やいじめのシーン(SNS上での虐めやトイレでいじめているシーンを携帯で撮影しネットにまくなど)は、実際に起こっている事なのだろうと思うと、なんだか落ち着いて見ていられない気持ちにさせられた「ワンダー・ドット・ランド」でした。

最終的にこのミュージカルを観た子供たちが「本当の自分自身」を見つけて、好きになれたのかどうか?いじめは良くないという気持ちになれたのかどうか?気になるところではあります。

 

チケットの取り方

まだ、比較的安いチケットが残っています。
当日券も残っている可能性がありますので、確認してみましょう。