The Play That Goes Wrong @ Duchess Theatre
イギリスのコメディ劇団によるお芝居(コメディ)です。
2012年にロンドンのパブにある小劇場で初演された後、国内ツアーなどを経て2014年から今の劇場にお引越しし、イギリスの演劇賞のコメディ部門を受賞しています。
正直なところ、他の作品に比べるとパッとしないのですが、2017年にはブロードウェイでも上演されていて、ロンドンでは同じ劇団の作品が他にも上演されるなど実は人気のある作品です。
会場
ダッチェス・シアターは、コベントガーデン駅が近く、ライオンキングやマンマミーアを上演している劇場のすぐ近くです。
お食事は、ホルボーン駅の近くやコベントガーデン付近など選択肢が沢山あるエリアです。
とても小さな劇場で、どの席でも見やすいです。
あらすじ
アマチュア劇団による劇中劇「ハヴァシャム邸宅殺人事件」。
ある邸宅で起こった殺人事件。犯人は、婚約者、兄、長年務める執事、庭師、それとも…?
セリフを忘れたり、代役の代役もいなくなってしまったり、裏方が見えてしまったり、セットが壊れたり、置いてあるはずの小道具がなかったり…。
お芝居を上演するのに、こんな事が起こったら怖いな…というアクシデントが次々に起こるコメディ。演技が下手な役者を演じる役者たち。矛盾が面白いです。
日本では、「九条丸家の殺人事件」としてこの作品を原作とした作品が公演されていたそうです。
私の評価
満足度★★★★
英語の難易度★★
コメディと言うと、言葉が理解できないと楽しめないのでは?と心配になるかもしれません。
観客との掛け合いも少しだけありますが、大半は視覚的なお笑い(所謂スラップスティックと言われるドタバタ劇、ドリフの金だらいが落ちてくるみたいな感じ)なので、英語があまり理解出来なくても楽しめます。
仕掛けの沢山あるセットも見ているだけで面白いです。
コメディなので、自宅の様に思いっきり大声で笑ってOK!ひたすら笑って、楽しい気分で過ごす事が出来る作品です。
ミュージカルは好きじゃないけど、シリアス過ぎるお芝居は苦手という人にオススメです。
チケットの取り方
公式ホームページや携帯アプリでも購入可能。
日曜日も昼と夜の公演があるので、他のショーが殆どお休みの日曜日に何を見よう…という時にも是非どうぞ。
対象年齢:8歳以上
2019年4月まで上演が決まっています。