ロンドン ミュージカル/舞台

今ロンドンで一番チケットの取れないミュージカル「ハミルトン」

Hamilton @ Victoria Palace Theatre

本国アメリカでトニー賞ベストミュージカル賞を始めとした11冠、イギリスではオリビエ賞で同じくベストミュージカル賞を含む7冠を達成した、近年最も話題になっているミュージカル

アメリカではホワイトハウスでオバマ夫妻の前でパフォーマンスを行なっていますし、イギリスではハリー王子&メーガン妃も既に2回も公演を見に行っているとか。近年中に映画化の可能性もあるそうです。

そんな話題作を公演開始から1年半越しに、ようやくチケットが取れましたので見てきました!

会場

1911年にオープンしたビクトリアパレスシアターは、ビクトリア駅から徒歩約3分。

2016年4月に11年間にも続いたミュージカル・ビリーエリオットの公演が終わると、大規模な改修工事が行われました。
2017年の12月に再オープンすると「ハミルトン」の公演がスタートし日々大盛況。

前の席は、ステージを見上げる形になるので少し後ろの方が見やすいかと思います。
会場には、瓶類の持ち込みが出来ませんのでご注意ください。

 

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あらすじ

アレクサンダー・ハミルトンは、アメリカ合衆国建国の父の1人。日本語ではアレキサンダー・ハミルトンアレグザンダー・ハミルトンとも表記される。政治家、憲法思想家、哲学者であり、アメリカ合衆国初期外交のリーダーであった。独立戦争の際には総司令官ジョージ・ワシントンの副官(砲兵将校、陸軍中佐)を務めた。

1787年のフィラデルフィア憲法制定会議の発案者で、アメリカ合衆国憲法の実際の起草者。アメリカ合衆国憲法コメンタリーの古典『ザ・フェデラリスト』の主執筆者。古き英国の法思想「法の支配」に基づくコモン・ロー化した憲法を生み出した、立憲主義の著名な思想家である。司法による違憲立法審査権の制度の理論は、ハミルトンによる。英国のアクトン卿は、ハミルトンを「バークを超える世界随一の天才」と評価をしている。アメリカ合衆国の初代財務長官(在任:1789年9月11日 – 1795年1月31日)。陸軍少将。連邦党の党首。1801年、米国最古の日刊紙ニューヨーク・ポスト紙やバンク・オブ・ニューヨークを創業した。1804年、対立するアーロン・バーとの決闘で死去、49歳だった。

Wikipediaより

私の評価

満足度★★★
英語の難易度★★★★★

政治家「アレキサンダー・ハミルトン」を題材とした史劇であり、ヒップホップスタイルのミュージカル、国籍や人種に捉われないキャスティング、チケットが全く取れない大人気作品にも関わらず毎日10ポンドのチケットを販売し観劇というものを身近なものにした、ミュージカルとしては異例のカバー、ミックス曲を集めたアルバム(Alicia Keys、Sia、Kelly Clarkson、Usherなどが参加)を発売、2016年にミュージカルの学校を卒業したばかりの役者さんが実力で主人公を勝ち取りミュージカルデビューするなど、様々な功績を残しているミュージカル

アメリカの歴史で、当時アメリカを支配していたイギリスのジョージ3世が暴君として面白可笑しく描かれているのでイギリスではアメリカほど人気が出るのかな?と半信半疑でしたが、連日大盛況なのは
歴史だけではなく、その中に恋愛の葛藤や家族愛、出世したい男達の嫉妬などのドラマを折り込んだ内容と曲の良さかもしれません。

英語の難易度がとにかく高いです。ネイティブのイギリス人が見ても、何を言ってるのか分からないというほど。
出来れば、歴史の流れや登場人物の関係性だけでも予習して行った方が良いかもしれません。

個人的には、前情報が多すぎて残念ながら新鮮な感動が失われてしまったように思います。
役者さん達との距離が近くて(最前席でした)、熱量はすごく伝わってきましたが、セット変換やコスチュームチェンジなどはあまりなく、曲もチケットが取れるまでにだいぶ聴きこんでしまっていたので、ちょっと物足りなさが残りました。
全ての曲の意味が分かるようになったら、もう一度見に行ってみたいです。

キャストの数はそこまで少なくありませんが、こじんまりとした印象です。とにかくずっとステージに誰かが出ていて歌い続けているので、その情報量に圧倒されます。(上演時間2時間50分/途中15分の休憩あり)

ちなみに「普段ミュージカル風の音楽が好きではないけど、ヒップホップは好き」という人は、皆さんこぞって「素晴らしいミュージカルだった!」だったと口を揃えて言います。

ヒップホップ好きな方、よくあるミュージカルとは少し違ったものを見てみたい方にオススメします。

脚本・作曲・作詞・主演を務めているリン=マニュエル・ミランダは、最近では「モアナと伝説の海」で音楽を手がけたり、「メリー・ポピンズ リターンズ」にも出演するなど、活躍の幅を広げています。

チケットの取り方

返却されたチケットなど、1枚100ポンド以上だしても構わない!という場合は公式ホームページチケットを買うことが出来ます。また、来年に渡英予定など鑑賞日まで時間がある場合は75ポンドから前売りチケットの購入が可能です。

もし、安くチケットを手に入れたい!という場合はアプリオンラインで1枚10ポンドのチケット購入権(最大2枚まで)をゲットできる抽選に応募することができます。

こちらの抽選は、パフォーマンスの前々日(午後4時から22時間)に応募をし、当選した場合はメッセージがきます。
当選番号を持って、ボックスオフィスに直接電話をしてチケットの購入を行います。

転売防止などでセキュリティが厳しいので、公演当日は予約に使用したクレジットカードの提示が必要となり、一度会場に入ると途中退場はできません。
2枚のチケットを当選し購入した場合も、2名同時に入場する必要があります。

対象:10歳以上が推奨となっています
2020年2月まで上演が決まっています。