The Grift @ The Town Hall Hotel, Bethnal Green
謎解き脱出ゲームと、お芝居が一緒になった参加型シアター「ザ・グリフト」。
2015年にはアメリカでも好評を得た作品。
各回50名限定で、4チームに別れて会場の中を手がかりを元に移動します。
(私が参加した時は40名でした)
各ポイントに役者の人が待っていて、物語の説明や謎解きの手伝いをしてくれます。
会場
ロンドン東部ベスナルグリーンの駅から徒歩5分。
タウンホールホテルという、以前タウンホール(市役所)だった場所を改築して出来た、実際に泊まれるホテル。
ベスナルグリーンは、駅の周りにもお店などはあまりありませんが、おもちゃのコレクションが見られる「ビクトリア&アルバート子供博物館」があります。
レストランはあまりありませんが、ホテルの中でお食事を出来る、ミールパッケージも販売されています。
会場となっているホテルは、とてもモダンでオシャレ。駅近で、ロンドンの中心地へもアクセスしやすいのでおすすめです。
注意*ベスナルグリーンは、あまり治安の良いエリアではないので夜の外出は気をつけましょう。
あらすじ
「グリフト」とは騙し取ること、又は騙し取ったお金の事。
著名人同士の間に出来た隠し子「ベン」は、秘密を守る為にホテルで生まれホテルのスタッフたちに育てられます。
そんな家族同然のスタッフが住んでいた老人ホームから、盗まれたお金をペテン師から取り戻してほしいと「ベン」の遺言を聞くところから物語はスタートします。
観客が、本当にこのペテン師を騙す事が出来るのかどうか、まずはお金を騙し取るテストをする事になり…。
対象年齢は、12歳以上。公式ホームページ
私の評価
満足度★★★★
英語の難易度★★★★★
参加型のショーなので、家族連れや友人グループ、夫婦などでの参加が多かったです。
観客の年齢は、20代の8人グループから70代のご夫婦まで幅広かったです。
ランダムに分けられたチームで手がかりを元に協力し、異なるルートを辿りながら、ホテルの中を動き回って謎を解いていきます。
(一緒にチケットを購入した人は、同じグループです)
物語の途中でバーでのシーンがあり、バーではカクテルも飲むことが出来ます。(チケット代金にカクテル代が含まれています)
私のグループは、夫婦/カップルが3組と女性グループ(母親と娘とその友人たち)で和気あいあいと2時間あっという間でした。
過去に、同じ制作者の作品を一人で参加した事があるのですが、一人参加でも(ちょっと緊張はしますが)十分に楽しめます。
ストーリー自体はあまり捻りがないのですが、本質は参加する事なので、私はとても楽しめました。同じグループになった人たち次第で、全く違った楽しみ方ができると思います。
まだあまり仲良くない同僚や、お付き合いする前のカップルで参加すれば、仲良くなれる事間違いなしです!
実際に、観客が役者と一緒に演技をしたり、役割を与えられたり、他の観客に証拠や手がかりのメモを読み上げたりしないといけないので、英語難易度は少し高めです。
チケットの取り方
2018年3月25日まで公演中。