ロンドン ミュージカル/舞台

野田秀樹さん作品「表に出ろいっ!」をロンドンで。

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One Green Bottle @ Soho Theatre

元は、十八代目中村勘三郎と野田秀樹が夫婦を演じた「表に出ろいっ!」
日本では2017年11月に東京芸術劇場で英語版として公演され、同キャストでのイギリス公演です。

2006/2012年に同じくソーホーシアターで公演された「THE BEE」振りとなる野田秀樹とキャサリン・ハンター、グリン・プリチャードの3人によるお芝居。

会場

ソーホーシアターは、その名の通りソーホーに位置し、トッテナムコートロード駅が最寄駅となります。

パブバーレストランなど、沢山のお店が周りにあり賑やかなエリアです。

劇場は比較的小さく、どの席でも見やすいです。(バルコニーの席は、少し見にくいかも…)
前方の席は、ステージともかなり近い作りになっています。

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あらすじ

父、母と娘の三人家族の物語。
飼い犬が出産を控えた日の夜。全員が、それぞれ外出の予定を譲りあえず、誰が家に残るのかお互いに理由をつけて出かけようとする。

そして、それぞれの本当の姿が明らかになり、予想外の展開に…。

なんでも”携帯”出来る便利な社会で、家族の繋がりとは何なのか、自分に一番近い人のことこそ理解できず、コミュニケーションが取れていないのではないか…と考えさせられるコメディです。

私の評価

満足度★★★
英語の難易度★

2006年と2012年の「THE BEE」も見ていたので、正直なところ、テイストが似ていて新鮮な感じはしませんでした。でも、イギリスのお芝居にはないスタイルの様に思います。

ドタバタコメディですが、時折日本語も混ざって内容を理解するのは難しくないと思います。

父親役のキャサリン・ハンターさんのお芝居は素晴らしかったです。グリン・プリチャードさんのティーネージャー(!?)の娘役も、ありえないのですが凄くハマり役で面白かった。

キャサリン・ハンターさんは、2014年にYoung Vicで上演された「驚愕の谷」も見に行きましたが、小柄なのに圧倒的な存在感で、エナジェティック
最小限のセットや小道具でも観客をお芝居の世界に引き込む事の出来る、素晴らしい女優さんだと思います。
だからこそ、このお芝居も「あんなに沢山の小道具が必要なのかな…?」と思ってしまいました。

皆さん素晴らしい役者さんなので、日本文化に特別興味がないという人にも、もっと見て貰えたら良いのにと感じました。

休憩なしの80分ですので、初めてのロンドンでの観劇や、ロンドン観光でそこまで難しいお芝居を見る気になれないな…という方には是非挑戦して頂きたい作品です。

チケットの取り方

公式ホームページで購入可能です。
対象年齢:14歳以上

2018年5月19日まで上演中。